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シノザキの日記です。 日常及び漫画・ラーメン・MTGなど 





人びとは月に見とれて
 
とても久しぶりの更新になってしまった。

いつのまにか2011年も終わってしまったし、僕ももうすぐ三十になる。
一年前に「公私ともども大変革の年になる」とこの日記に書いたが、この予測はまあ当たったといって差し支えないだろう。

<2011年の仕事>
転職から震災、部署異動、更なる異動と本当に動きの大きな一年だった。
また異常にヒマだった前職に比べ、いまの仕事の忙しさはちょっとただごとではない。月80時間以上の残業や休日出勤が半ば恒常化しており、今年こそこの状態に歯止めをかけなくてはいけない。こうした激務や規模の大きな仕事、初めての業務の大きなプレッシャーなどは当然ながら僕に大きな影響を与えた。
次の道もわからないまま、会社を辞めたい、転職したいという思いが毎日頭をよぎるし、一方で自分と同じように働き続ける人々を見て思うことも多々あった。
ひとがつまらない、苦しい仕事にそれでも打ち込むことや喜びを見出すことをだいぶ理解できるようになったと思う。
ただそれは実感と経験に裏打ちされたというだけであって、そうした事態の仕組みそのものは、ニート学生だった頃の理解とほとんど変わらない。


人は逃れられない環境に適応する。
いつか引用したイーガンの小説とまったく同じ事態が現実に展開されているのだ。


そのことを、馬鹿げた正当化と言おうが、精神を保つための脳の機制だと言おうが、現実を見て地に足をつけたと言おうが、大人になって成長したと言おうがかまわない。
それらはすべて同じ事を指しており、会社のような場所で「ポジティブ思考」が推奨されるのもまた同じ事態に対応している。

僕は、こうした労働をしばらく続ければ、自分は変化すると思う。環境に適応し、またそのことを「成長した」と捉えるようになるだろうとも思う。
そのことを拒否するかどうかは、まさしく自分自身の人生の選択にかかっている。
労働や職業を含めた自分の人生のあり方を決定することそのものが、自分の価値観や考え方を決めていく。
だが、いまのところ僕はそうした適応をまるっきりバカげていると感じている。
というか、もし僕がそのような生き方を選ぶとしたら、他に道がなくてそうした人生を強いられているか、あるいは嘘を嘘だとわかったまま「かのように」信ずるという道にしかならないだろう。いかに敬虔な信徒になるとしても、神を信じないまま教団に潜りこんだという意識はその後の信仰にも大きな影響を与える。
心の底から信じられない神をあがめても、その恩寵は得られないだろう。


<2011年の趣味>
麻雀は面白い。三十になるとか仕事がどうとかいっておいてバカではないのか?と感じられるかもしれないが、実際バカでありしかも自分がそのようにバカになれるような対象があることを内心やや嬉しく思っているのだから救いようがない。才能が欠落であるように、価値観の歪みが個性だと思っているのかもしれない。まるっきりバカだ。
同様にマジックも面白いし格ゲーも面白いのだが、結局自分はシリアスな勝負が好きなのだということに段々気づいてきた。
世の中やビジネスを戦いの比喩で捉えるのは余り好きではないのだが、その裏返しでゲームぐらいは純粋な戦いであってほしいと思う。
戦う人たちの真剣なぶつかり合いを見るたびに、いつも胸がいっぱいになる。


<2011年の知性>
本を読んでいないし映画も観ていない。要するに劣化した。
こうした劣化と引き換えに、「仕事で経験を積む」ことを成長とみなす人はそれこそが環境への適応であり、それがどんな条件から導かれているのか考えてほしい。
そして僕と一緒に会社を辞めてほしい。
まあ、そうはいっても東浩紀『一般意志2.0』は面白かったのであとで感想を書く。


<2011年の喜び>
去年楽しかったことはなんだろう?と思い返したとき、出てくるのは旅の思い出ばかりだった。パンツアーに行き、秩父に行き、佐渡に行き、京都大阪に行った。それから六本木のリッツカールトンにも泊まった(11万5000円のエグゼクティブスイートなんて、今後一生泊まれない気がする)。
こうして並べてみると、どれも同行者に恵まれたという感が強い。
自分が行きたい!と思った場所に行くために組み立てた旅行に人がついてきてくれたり、また人のプランに誘ってもらったりしてこれらの旅行が成立した。
根がコミュ障なのか、僕はこういうことがほとんど一種の奇跡のように思えてしまう。
今年は、もっと遠いところに出かけてみたい。

年とともに記憶力もどんどん衰えているので、昨年については、まだ震災のことや旅行のことなど書き留めておくべきことがたくさんある。
今年もよろしくお願い致します。

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2012-01-09

the facts of life

ヒマだと人生色々悩んじゃうよねー。
それでも僕は、考えなくて済むぐらい忙しい暮らしよりも色んなことを考えて悩んでしまうヒマのある人生の方がいいと思ってしまいますが。
つーか忙しくても考えは勝手に湧いてしまうのでそもそも考えずに済んだりしない。まだ若いんですかね。


最近の麻雀
-40⇒+50⇒+90⇒+90⇒+110⇒+320。
好調だったサコをピンで分からせときました。遠くスペインの地にいる石田さんも喜んでいるに違いない。久しぶりに昼〜朝の18時間麻雀をやってしまったけど、ああ昔の麻雀ってこういう感じだったよなと思った。みんな眠いし疲れてるし、負けてる人は心がやられるしで険悪一歩手前のギリギリ麻雀。
僕も眠り打ちは珍しくないけど、リーチの当たり牌を見逃したのは初めてかもしれない。
やっぱり年取るとねーこうなるんだよねー。負けたくないという気持ちはまだなくなってないのが救い。


会社員として相当おかしいとは思うけど、いつまでたっても仕事が自分の本業であるという意識が身につかない。仕事が忙しいとき、肉体的・精神的に辛いのみならず
「自分がこんな下らないことに時間を費やしている間に、どんどん能力は衰えるしチャンスはなくなっていく」
と感じてしまうのはちょっと危ない。
じゃあ、その「能力」ってのは何の能力で、「チャンス」って何のチャンスなんだよ、ということを突き詰めなくてはいけないのだが、それはもう薄々分かっているけど考えたくない直視したくないような剣呑さを孕んでいる。
自分が単なるワナビーで何かを夢見ているのか、あるいは会社員として65歳まで働きながらアマチュアとして何かを追求するのか、それとも……。
ていうか麻雀とかドラフトやりこんでる間にそのへん考えたほうがいーんじゃないの?


今週半ばから夏休みです。
行ってみたい店は溜まる一方なので飲み会したいすなー。

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2011-08-08

偶然性・アイロニー・やごさん

仕事のドキュメントを整理していたら、2月ごろに会社の研修で福島に行っていたことを思い出した。忙しかったせいもあるが、わずか半年前のことを完全に忘れていたことに少し驚いた。
地震のときも、そのあと地震について語るときも、自分がその数週間前に福島に滞在していた、ということを全く思い出さなかったのはなぜなのだろうか。


最近の旅行
レンタカーで秩父まで日帰り旅行に行ってきた。
主目的はここのかき氷を食べることだったんだけど、秩父くんだりまでかき氷なんぞを食べに行く、という行動のネタっぷりが完全に失われてしまうくらいガチで美味しかった。
秩父なんてなかなか行かないと思うけど、これは食べといた方がいいです。氷の細やかさやシロップの旨さ、店の雰囲気などすべてが一級品。だわさんも感動してました。
かき氷のあとは博物館でさいたま3億年の歴史を辿り、川下りの船に乗って鮎を食べ、あの花の舞台を聖地巡礼(!?)した。埼玉の奥地にコスプレイヤーや痛車がうごめいているのをみると、聖地巡礼はオタクの遊びとして完全に定着したなーという感じ。
帰りは予定のあるだわさんを慮って早めに帰るつもりだったけど、メンバー唯一の運転手であるあべしが強権を発動して温泉に無理やり拉致するという奇襲に出る。
ソープに沈められただわさんは、風呂上りのビールを呷って運転手あべしを煽るぐらいしかできなかったとさ…。 

最近の将棋
羽生が…。いや、まあいいんですけど。
問題は王座戦でハゲ相手に20連覇できるか、そして竜王戦でまかり間違って丸山が挑戦してしまわないかということだけです。
別に深浦とか橋本よりはずっといいんだけど、ハゲが○に4敗するビジョンがあんまり浮かばないのが問題だ。

最近の麻雀
-40⇒+50⇒+90⇒+90⇒+110。平たい街道は続く…。
結果とは別に、超デジタル打ちをまた試したくなってきた。
先制即リーベタ降り全鳴き麻雀のポテンシャルを試したい。
こういうのって定期的に話題になるけど、堀内正人とか見てると実は相当強いんじゃないか説が拭えない。


やっと本格的に暑くなりそうな空気になってきた。
7月の半ばに急に空が高く雲は盛り上がり、空気の解像度が上がった日があってそこから夏になったと思ったんだけど、まだちょっとぱっとしないですね。
8月はコミケは行けないけど、みんなの本は楽しみにしてます。
あと飲みに行きたい。周りに飲みたい坊主がホリしかいないのでみんなもっと飲みましょう。

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2011-08-05

あの日見たゲンゴローの名前を僕達はまだ知らない。

ていうかホントに知らない! まだ!


最近の飲み会
石田の新司慰労飲みを15人くらいで開催しました。ゲストを予告していたせいでかきふらいか豊崎愛生か?とかいわれてたけどまあ普通にM原です。
ちょっと高くなっちゃったのが反省点ですね。2次会還元分などなどを差っ引いても6kぐらいになってしまった。ソフトドリンク勢が多かったから、飲み放題つけて他の酒は自己責任システムにしたほうがよかったか。その後は2次会→麻雀の流れ。隣の卓からサコのツモる声ばかりが聞こえてきて、石田もだわさんもホリもピキピキしながら打ってました。


最近食べたラーメン
熊本中華そば せからしか@池袋
こんなまずいラーメン久しぶりに食べた。
豚骨のエグみが強いわりに、塩味も甘みもほとんどなくスープがただの苦い汁。
今どきよくこんなラーメン作れたな……。


最近の麻雀
-40→+50→+90。平たいねー。3回とも、最後の半荘が始まったときにはマイナスだったことを考えると恐ろしい。


最近の将棋
第7局2日目で「難解な局面」だとだいたい負けてる気がする。
一体どうしてこんなことになってしまったのか…。


羽生も負け、津神も負けたということでなんだか波乱の夏の予感がしますがとりあえず来週はかき氷を食べにいく。というかたかだかかき氷のためだけに秩父の山奥まで出かけていくということがやりたい。ちなみに僕は歯に沁みちゃうので普段はほとんど食べないです。むしろ嫌いまである。同行者募集中です。


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2011-06-27

でんでん電気を大切に

初夏ですねえ。
道ゆく人々の服装も白っぽくなってきましたね。


最近食べたラーメン
麺屋GROWTH@池袋
程よい歯ごたえの太麺はなかなかだけど、スープがいまいち。
やたらしょっぱさは感じるけどスープがペラペラでバランスが悪い。
店主が現役プロボクサー(だから店は昼しかやっていない)というのと、立地がマニアな店が評価ポイントでしょうか。

大勝軒七福@池袋
ふつうの大勝軒よりやや豚の旨味が強い。
大勝軒系ってつけ麺は甘酸っぱくて好きじゃないんだけど、ラーメンは割と美味しい。

久々にBASSOドリルマンを再訪してみた。
中華そばを食べたけど、麺はさすがに美味しかったもののスープは問題があった。醤油が強く、甘みが少ないわりにダシのえぐみが強い。いわゆる無化調にありがちな味に完全に染まってしまっていた。
やっぱここはつけ麺だな。


最近のホリ
SF研の新歓コンパから流れ流れて、なぜか下北沢のラウンジバーで徹飲みすることに。酔ってテンションの上がったホリがKDDIの人とその彼女と仲良くなり、マンガの話をしたり説教したりしていたけど案の定途中で寝た。
寝入ったホリにコップの水をぶっかけてもぜんぜん起きないので、ああ、昔もこんなことがあったなあ、と思ってこういうときは何をしても絶対に無駄なことを思い出したので放置していた。隣の席ではビッチの成れの果てみたいな30歳ぐらいの女の人がずっとしゃべっていて、妻子持ちの外人とつきあっていたころの話を延々としていた。外人に二人目の子供ができたとき、「そのころの私は女として一番いい時期だったのに、その私を差し置いて妻とヤった」ということにいたく憤慨して別れたらしい。まったく美人でも可愛くもなかったし、英単語の発音をいちいち現地風に強調していて、こんなテンプレ的な人間がいるんだな、と感心して聞いていた。
 ホリが何とか起きるころにはすっかり明るくなっていたので電車に乗って帰ったけれど、ホリの眼鏡の弦はへし折れていたしKDDIの人とアドレスを交換したこともまったく覚えていないふうだった。


最近の石田
深夜に石田が訪ねてきて、サコの煽りに対抗するためにAKBの振り付けを練習していった。
二人で2時間ぐらいAKBのPVを観ていたけど、結局二人とも人気のある何人かしかわからなかった。ちなみに石田の推しは篠田。また彼はこのコピペを非常に面白がっていて、Wikiで哲学用語を調べたりしていたらしいので久しぶりに哲学の話などをした。



最近段位戦がアツいけど、こくじん実況の面白さがすごい。絶叫にあふれる3rd実況界の中でほんのりとした温かみがある。運もいい!大貫!

トクラのMOVモノマネはオーバーだけど、いいたいことはわかる。
キーパーに感想を聞きたい。

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2011-06-06

俺とお前とブー大九郎

「逸人 dqnネーム ハヤト」で検索がきてた!!
僕そういう名前の人知ってるけど、DQNどころか超エリートですよ。大事な試験の前日でもけいおんフェアのうちわは即ゲットするぐらいの優秀な人なんで、おすすめの名前です。

最近観た映画
『星を追う子ども』(新海誠)
 だわ・ホリ・サコと。
 新海誠が4年振りに発表した最新作ということで、当初はいつもの新海作品を想定していた。すなわち過剰なほどのセンチメンタリズム、夕暮れの教室、電線と石垣、空の高みから光を放つ太陽、うじうじした恋愛、超絶作画といった要素がまたこれでもかと詰め込まれているに違いない、と思っていたのだが、その予想はいい意味で完全に裏切られた。
 話の骨格はまあイザナギ・イザナミであり、主人公たちは死者の復活を求めて地下世界=アガルタにおりてゆく。そのアガルタでの旅が本格ファンタジーとしてきっちり成立しており、アガルタ世界のさまざまな様相をきちんと描いていてまったく誤魔かしがない。舞台となる昭和30年代の田舎からジブリ的ファンタジー世界への転換はダイナミックだし、力強い牽引力があって引き込まれる。
 もちろん、つたない部分もある。固有名の選択や細かいセリフなど演出面はまだまだだし、既視感を覚える描写も多い。そういった意味でこの映画はまだ荒削りなのだが、そんなことが気にならないぐらいの力強い映画だった。あの新海誠が、こうした直球を投げられるようになったということは歓迎すべきことのように思える。8点。


最近読んだ本
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(岡田利規)
ホリから。第二回大江健三郎賞受賞。
この本には二つの中篇が収録されている、というかその二つから「わたしたちに許された特別な時間の終わり」という作品が成っているというほうが正しい。二つはそれぞれ渋谷のラブホに5日間こもる男女と、フリーター夫婦の重苦しい生活を描写した小説なのだが、どちらもそこで何か大きな事件が起こるタイプの話ではない。えんえんと細部の描写が続くあたりではこいつちゃんと考えて書いてるんだろうか、ただ漠然と描写してるだけじゃないだろうなと疑ってもしまうが、しかしそういう疑いを飲み込んで読み続けられるほどにはこの作者は小説がうまい。
僕は内容にはほとんど関心がもてなかったが、その描写のうまさ、小説を成立させる力には素直にすごいと思えた。その意味では、フリーター夫婦を描いた「私の場所の複数」のほうが視点の移動や時空の操作といった技術的な面で楽しめたように思う。あまり純粋な楽しみ方ではないが、この小説をどうやって書いたのか、どんな技術を用いているのかといったことに関心が向いてしまった。ちなみにイラク戦争がどうしたこうしたという話はちょっとあざと過ぎる。この小説は、そんなこと考えないで読んだほうが楽しめる。 

『灯台へ』(ヴァージニア・ウルフ)
今さら読んだ。流石に文章がうまいなどというレベルではなかった。
これこそ小説、といいたくなるような作品だと思う。個人的には、女性の自立とか解放とか、そういうテーマは21世紀の日本では今いちアクチュアルに読めないのだが(この社会は性別ではなく階層で分化されていることが一番の問題だと思っているため)、そんなこととは関係なくこの作品は優れている。

次は『ルーマン 社会システム理論』(クニール+ナセヒのあれ)をついに読む。あと小説をなにか一冊仕入れないと…。


最近食べたラーメン
麺塾@高田馬場
初見にもかかわらずデフォルトをスルーしてジビエラーメン(鹿肉)を。鹿はそれなりだったけど、やっぱりラーメンで食べても大したことはないな。つけめんはタレが酸っぱいオールドタイプで個人的には評価できない。
そば屋の2階で別ブランドとしてやっている店なので、麺がちょっと蕎麦っぽいんだけどこれは全然良くないというか単にコシがなくなってるのでいまいち。まあでもデフォルトをもう一回食べにいくぐらいはするかも。

支那そば あかだも@池袋
まず味がどうこう以前に、看板に「美しい未来への挑戦」と書いてあるのが意味不明すぎてやばい。
味はホントに昔ながらの一杯、ていう感じなんだけど麺がしっかり硬めなのが21世紀か。あとチャーシューが美味しい。定食も色々あって、近くにあったら便利かもという店。



ついに石田の試験が終わったのでお疲れ飲み会の要望が来ているが、本人がいろいろ忙しい?みたいなので予定は未定。
まああんまり時間が開いてもあれなので6月ぐらいにはやるんじゃないかな?

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2011-05-24

確率に詳しいだわさんもマジギレ

 仕事が忙しすぎてGWは1日しか休めなかった。
 辛かったけど、この経験は間違いなく僕を成長させてくれた……わけねえだろボケが! 死ね! 忙しさにもいろいろあるけど、今回のは単に人手が足りない&システムが整備されてないだけなのでひたすら虚しいだけだった。二人分の仕事を一人でやれば忙しいのは当たり前で、そこには何の感慨もない。
 まあ、もちろんこういうハードワークで得たものはあったわけだけど、出来るならそんなスキルは一生得なくていいような人生がいいなーという感じ。別に忙しい人>>暇な人ということは全くなく、環境がよければ悪い環境に適応するなんてことがそもそも必要ない。あとこういう働き方が長期化すると、そこで得られるものより失うものの方が間違いなく多い。個人の努力とか成長と、会社が劣悪な労働環境を強いることはまったく別であって、そこを混同するとやりがい搾取とかブラック企業とかそういうものになってしまう。
 意味のない苦労に意味はない、ということをいうとかなり感情的に反発する人が多いんだけど、そういう人は自分がしてきた苦労の価値を信じたいのだろう。そんなに苦労が好きなら穴を掘って埋めたりしてれば? と思うけどそれは既にイー・クラシスがやっていたか。
 まとめると、僕はGWで5/5しか休まず必死で働きましたが、そこで得たものは少なく、10連休で遊び呆けてた人に比べて自分偉い! とか成長した! とかは全く思いません。それはほとんど単なるひがみなので、みんなはちゃんと休むか、得られるもののある労働をしましょう。


最近食べたラーメン

肉そばけいすけ 総本山@神保町
まあ全然たいしたことないんだけど、けいすけグループの見せ方と人気はすごい。
肉そば系はどうしてもチープになりがちだから難しいね。

美空@神保町
生姜の甘みとキレを全面に押し出してくるタイプ。
味そのものは優しいので、もう一押しインパクトが欲しくなる。しかし、最近の店はどこもレベル高いね…。

風見鶏@池袋
飲み屋が昼だけラーメン出してるタイプ。デフォで780円、大盛が+100円と池袋とは思えない強気価格だけど味は意外と美味しい。
限定メニューの冷やしトマトらあめんもぐにぐにの平麺の食感が面白く、見た目とは裏腹にあなどれない店という印象。
 
麺屋よし丸@高田馬場
無化調トンコツという困難に果敢に挑む店。しかも麺量がかなり多く、がっつり系にもアピールしている。
肝心のスープは、無化調にありがちなダシのえぐみ系ではなく、甘みのバランスをとってあっさりまとめてる系。このタイプは美味しくてもイマイチ人気が出ないイメージがあるけど、僕はけっこう好きです。
ちなみに山手も無化調トンコツだけど、24時間以上煮込んでるというだけあって旨みの安定感とバランスがすごい。支店を出してもちょっと延期したぐらいでほぼ同じ水準のものを出してくるとか流石といわざるを得ない。



もう仕事は飽きたので、「最近読んだ本」を更新できるようにしていきたい。
あとやっと石田の試験が終わったので(お疲れ!)、飲み会とか麻雀とかしたい。 
『星を追う子ども』の感想は次に書きますが、かなり面白かったのでみんな観るといいですよ。

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2011-05-16

あたしたち新しくなれるの?
 
いつのまにか桜咲いてる!! そんなに暖かくなってた気もしないけどねー。


2010年(度)の麻雀

人生最大の不調に見舞われました。最中はいつまでこんな調子が続くの……?って思ってたけど、いま見返してみると半年弱ぐらいの間なんだね。その間にサンマで-680とか色々ありましたが、終わってみれば何とかトントン〜ちょい浮きぐらいにはなりました。
一番勝ってたのは石田。なんだけど、僕は石田が大勝ちしてるときはいつも見てる係なのであんまり実感はないです。あとはサコも勝ってた。石田に-800とか喰らってたけど、他はまあまあ勝ってたんじゃないでしょうか。
自分の内容はとにかくひどいの一言。集中力が欠けてて適当に打ってるし、もう何がなんだかわからない。それと、僕は結果にあまり影響ない場面ではわざとぬるく打ったりしてなるべく自分をヘタに見せようとすることがあるんですが(相手に長期的に希望を持たせるため)、これもいまいち基準が徹底できずに中途半端になってました。そもそもメリットがあんまりないのでもう止めよう。打つ量が減って、そのへんもすぐに切り替えられなくなってるだろうし。



2010年度将棋界まとめ

羽生は保持している三冠をすべてストレートで防衛した。また竜王戦挑戦、NHK杯優勝、日本シリーズ優勝、朝日オープン準優勝などを含む43勝 14敗で勝率 0.7544を残し、40歳にして生涯勝率を上回った。驚異的な成績というほかないが、それでも絶好調だった、と言えないのはひとえに竜王戦のせい。まあ渡辺がA級2位、棋王挑戦とやっとバランスの取れた戦績になってきたのが救いか。

羽生世代のなかでの羽生はますます突出してきた。一方、棋戦の重要なところで負けた相手が広瀬と糸谷ということもあり、今後も羽生対若手というのは棋界の大きな対立軸となり続けるだろう。
過去長きにわたり、羽生は自分より下の世代に対して圧倒的な強さを誇っていたが、ここにきてようやく若手が羽生に対抗し出したといえる。渡辺はもとより、広瀬・糸谷・豊島・戸辺などは今後羽生とぶつかりあうことも多くなるのではないだろうか。いまいち伸び悩んでいる橋本・阿久津も昇級を決めたので、このままでは終わらないだろう。山崎は……まあ……せめてA級に上がってほしい。タイトルにも挑戦してほしいのだが、勝てそうな棋戦がない気がする。また確変した窪田ときメモ六段、デビュー即活躍の阿部健&永瀬四段、NHK杯2年連続準優勝の糸谷五段(大学院の専攻はハイデガー、MTG日本選手権ベスト16)なども印象に残った。盤外として、深夜の地下鉄で偶然遭遇した佐藤康光九段も個人的に挙げておきたい。オーラがあった。

そして、もはや誰もが忘れているだろうが、藤井九段(B級1組)もひっそりとタイトル挑戦をしていたのだった。
王座戦の印象に残らなさは異常。6年もの間、挑戦者が1勝すらできてないからね…。



超久しぶりにラ板(ラノベ厨お断り)のがんこスレみたら、いつのまに西早稲田絶賛スレと化していた。西早稲田は昔から美味しかったから嬉しい。あと覆麺の白い方が破門されてた。相変わらずだなーと思う。
がんこは大学の帰りに十二代目(本郷)に行ったり、馬場の雀荘に通ってたときに都電前時代の総本家や西早稲田に行ったりしていたからけっこう思い出が多い。夢屋に行くときは八代目(末広町)だったし、10年近く前に慶応の東浩紀講義に潜ってたとき(!)は元五代目(三田)に通っていた。個人的には「名前のない店」こと元五代目の塩が一番美味しかった記憶があるけど、閉店して久しいこの店がなんと「名前のない餃子屋」として復活していたらしい。夏はラーメンもあるらしいので、今年は必ず食べにいこう。そうしよう。

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2011-04-07

ゆらゆら東京日記
 
地震から十日経ちましたね。
家族や友人はおおむね無事でした。しかし、この震災は戦後最大の事件の一つでしょう。
この時のことは、あとでしばしば参照されると思うので主に自分のためにメモ。長い。

3/12
余震のせいか、朝早く目覚めた。
電話は相変わらずつながりが悪く、結局PCの前でツイッターの情報をずっと眺めているだけになってしまう。親戚や地元の友人からなんどか連絡があるが、昨日の夕方から両親と連絡が取れない。

夜になって、物寂しいので石田とサコに連絡して夕食をとることにする。
サコはさすがに家族と食べるので、と断ってきたのだが結局来た。連食らしい。
3人でトンカツを食べる隣のテーブルはスポーツ選手らしいトルコ人の一団だった。
こんな遠い国まで来て、いきなりひどい目にあって可哀相だなあとぼんやり思う。
この時電話がつながって両親の無事が確認されて、自分の中での最大の懸念はとりあえず解消された。
このあと地獄サンマでボコボコにされていろんな意味で死にそうになるが、その間だけは地震のことを忘れていた気がする。
麺屋33でラーメン食べて解散。


3/13
徹麻のあとに高確率で発動されるキング・クリムゾンがこの日も!


3/14
会社が始まるが、交通機関が壊滅しているので全く人が来ない。
自分の部署は災害対策本部になったので、通常業務はそっちのけで社員の安否情報などを整理する。けっきょく一般の社員は出社しなくていいことになったが、自分は名ばかり役職社員なので一応夜まで仕事をした。


3/15
会社に行くが一般社員がいないのでオフィスは閑散としている。
昼ぐらいまでは普通に働いたが、一度余震が来て屋外に避難し、その後原発の放射線量が東京で20倍検出、とかいう話になったあたりで業務終了になってしまった。
社内の他部署に即時退去を伝えるのだが、

「人事の者です(キリッ
 本日はこれで業務終了で明日は自宅待機です(キリリッ
 いますぐ全員撤収してください(キリキリキリッ」

みたいなことを言いまくるのでだんだんテンションが上がってくる。
そのうちなんだか疲れてしまったので帰って寝た。明日も自宅待機だ。


3/16
朝、会社から連絡が来て今週いっぱい自宅待機になったという。
一瞬西へ疎開でもしようかと思うが、あまり知り合いもいないし旅行をするだけの気力もない。
結局この日はだらだらしてしまった。


3/17
木曜日が訪れるが、相変わらずぼんやりとやる気がしない。
サコを呼び出して水道橋のけいすけで昼飯を食べる。
サコの幼い妹は地震の恐怖が残っているらしく、ひとりになるのを嫌がるので下校後はサコがつきそっているという。この段階でうまく処置しないとPTSDになってしまうらしいので、サコには頑張ってほしい。
ひとりになったあと久しぶりに一人カラオケにいく。
前に行ったときは小沢健二とか懐メロとかを歌いつつ号泣していたが(病気か)、
今は特にそんな状態ではないので難しい英語曲の練習などをする。これもまあ病気のようなものかもしれない。

やっぱり人と会いたかったので、夜は遊Vicのドラフトに参加しようと中野へ行く。
大規模停電のうわさが流れるなか、中央線でむりやり行ったが結局店側が停電を恐れて中止になる。
しょうがないのでぶるじょわとハヤシライスを食べ、ゲーセンでスト2降龍(!)と3rdをやった。
松田v幸雄のファイナルファイトが上手くて珍しくハガーが強く見えた。


3/18
同郷の友人と荻窪でランチ。地震で心細くなって親戚の家にいるとか、実家の母が心配だとかいう話をカレーを食べながら聞く。ブックオフで漫画を調達したあと、友人と別れて時間つぶしに漫画を読み続ける。100円で買った『気まぐれコンセプトクロニクル』があまりにも地震と遠い世界なので逆に読みやすい。
夜はやまけん・イトウさんと新宿でホルモン。イトウさんとももう10年のつき合いだ。


3/19
久しぶりのむっちり邸でドラフト3回。1-2,2-0,0-2でぼんやりと終了。
ていうか2−0の時はチームメイトが0−5だった気がする。どういうことだよーえーサコさんよー。
それにしても泉谷君の地位の低下が気になる。前からこんなにみんなに罵倒されていたっけ。
年下のサコにまで侮蔑されているのをみると殴ってもいいのに、という気分になる。
サコと久しぶりに『麺者 服部』へいったあと、夕方から眠る。


3/20
昨日早く寝たせいで朝3時に目が覚めてしまう。疲れが取れない。
一日中家でダラダラ雑事にかかずりあった後、夜にダルさんと池袋で飲み。
『楊』は相変わらず山椒が効いていて旨辛い。


3/21
翩翻と日章旗ひるがえり、月曜日も休みだ。
五竜杯に顔を出そうと思ったが、雨のため一日中家にいる。
モンハンをやるが身が入らず、ウカムに10連敗ぐらいする。
動画を見てもどこに判断基準があるのかよくわからず、自分がツイていないように感じてしまう。
これはダメな時の特徴なので、諦めることにするがすでに一日の大半を浪費していた。
2合炊いた飯がなぜか異常にまずい。
明日から会社。


ていうか人とメシ食ってるだけじゃねーか! こういう時独りの人間は弱い。
会社に行って気づいた、というか知っていたけど目を背けていた事実は、仕事はなくなってなんかいなくて、最終的な締切も変わってないので単にこれからクソ忙しくなるという陰鬱な事実だけだった。みずほがアホなせいで給料も下ろせなかったし、休んだのに身体はなぜか疲れてるしでやれやれという感想しか出ない。
早く落ち着きたいですねー。

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2011-03-22

3.11

最初に揺れたときにはもちろん会社にいて、次第に揺れが強くなるなか皆でただおろおろしていた。
廊下でキャビネットが倒れ、監視カメラが落ち、壁の接合面や備品の棚がピキピキバキバキと異常な音を立てるに至ってやっと体が動き、外に逃げ出すことができた。会社の前は社員で人だかりができていて、人事や総務や営業や経理や、執行役員や副部長や課長代理やバイトの子たちがいっぱいいた。

避難場所まで歩くあいだ、若い社員はどことなく楽しそうでテンション高く話し続けている。僕も上司と一緒になって会社の対応の文句などをいっていたが、そのうちに誰かがiPhoneで2chを見はじめ、やっと情報が入ってきた。地震の震源地は三陸沖で、震度7クラスの大地震らしい。ああやっぱり、東京でこれだからねえ、などと話しているうちに僕は唐突に気づいた。


ひとり暮らしの弟が仙台に住んでいる。


自分でもハッキリとわかるほど表情が強張った。部下にどうしたんですかといわれ、こういうときは動揺を隠した方がいいのか、それとも適度にうろたえてみせた方がいいのかと、うろたえたことを考えながら家族が仙台にいて、と思ったより低い声が出た。
さっきまでのどこかわくわくした感覚が一瞬で遠のいている。若いアルバイトの子や威勢のいい営業がしゃべりたてる声が急に憎々しいものに感じられる。実家は日本海側だから恐らくそこまでひどくはないだろう、だが仙台は危ない。2chのスレをみせてもらううちに岩手と宮城はどうやら酷いことになっているとわかった。しかしこれでは何もわかっていない。
そのとき、iPhoneの電話はまるでつながらないのに、Willcomのメールが奇跡的に通じた。父親から安否を尋ねるメールが来ている。僕はすさまじい早さで返信し、母親と弟にもメールを送った。

オフィスから出たときは春らしい青空が広がっていたのに、わずか1時間ほどで雨さえ降りそうな曇天になり気温も急激に下がっている。2chではフジテレビが炎上したとか、どこかで爆発があったとかそんな話をしている。Twitterも問題なくつながったが、東京の人たちはこれで円安になるとか上がりそうな株を買うとか、まったく世界の違う話をしていた。
僕は一瞬だけ苛立ったが、それは本当に一瞬だけですぐさま深い諦念にとってかわられた。
東京では別にビルが崩れたり人が死にまくっているわけじゃない。大して深刻に感じられない人のほうが多いだろう。そもそも、どこかでこういうことが起き続けていても東京にいる僕たちはいつもそういう態度をとってきたのだ。自分だって、東北に家族がいなければこのめったにない非日常に興奮してああだこうだいっていたに違いない。でも、それにしても、弟はどこにいるのだろうか。

母親からメールがきたのは、総務の点検が終わり、少しずつ社屋への立ち入りが許可されてきたときだった。大学生の弟はいまちょうど旅行にいっており、名古屋で無事にしているという。
そうか。なんだなんだそうか、それならいいんだよ。 社屋への入場を待つ列の中で僕はもしかしたらそう口に出していたかもしれないが、気づいたときにはオフィスに戻って荷物とコートを取りPCの電源も切って、古いビルの壁や間仕切りや荷物などが散乱する廊下を抜けて部署のメンバーと合流し、そのまま解散していた。駅にいってみたもののまもなくここは封鎖するといわれ、結局歩いて帰宅することになった。恐らく安心していたのだろうが、あまりよく覚えていない。


余震が続くなかを家へと帰る道すがら、何百回も通った春日通りにこんなに多くの人が歩いているのをみるのは初めてだった。銀色のフードをかぶった人、ヘルメットをかぶった人、いつもの学生や主婦や老人ではなく勤め人が圧倒的に多い。
通りすがった若いリーマンが、携帯で「これであいつ死んじゃえばよかったのに!」と言っている。まるでその明るい声のせいで電線が揺れているように感じる。新大塚の近くで、頭から血を流して倒れている人がいた。その先の古い薬の会社では壁の一部が完全に剥がれ落ちていて、その周囲にビニールテープが張られている。壁材は分厚くて、あんなものが上から降ってきたらすぐに死んでしまうだろう。

やっと家のそばまでたどり着いて、ドラッグストアに寄ってみると初老のサラリーマンが大量のペットボトルを買っていた。会社に戻ってみんなに配るのだという。隣のコンビニものぞいてみたが、人が多すぎたうえにおにぎりとペットボトルのコーナーは空っぽになっていたので寄らずにそのまま帰った。家では棚の上段に置いていたCDが落ちていて、数年ぶりにサニーデイ・サービスや奥田民生や安室奈美恵(!)のジャケットを見ることになった。それからしばらくしてガスが復旧して、昨日2時間しか寝ていなかった僕はもうとても起きていられなかった。
 
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2011-03-11

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