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シノザキの日記です。 日常及び漫画・ラーメン・MTGなど 





ニコ厨評論家の有村悠と申します
これは流行る。



4年の後期なのにまだ忙しいとはどういうことなのか。


最近読んだ本
事実/価値二分法の崩壊(ヒラリー・パトナム)
だいぶ前だけどやっと読み終わった。事実/価値の分類に対する批判的検討は、僕が興味を持っている学問の方法論、合目的性の変化、機能と実存の折り合い(疎外論)とかいろんなテーマに深くかかわっていて参考になった。というか、こういうテーマは明らかに、すべて同じ根を持っている。
哲学に関しては、僕はたぶんずっと同じ問いを形を変えて考えている。てかそれしかできない。


おろかな日々(椎名誠)
パタゴニア(椎名誠)
ツアーで。やっぱ初期のほうが面白いけどパタゴニアはまあまあかな。


ソラリスの陽のもとに(スタニスワフ・レム)
今さらでごめんなさい。予想よりずっと面白かった。
この本はよく「人間の認識の限界を探り、大宇宙における超知性の問題に肉薄する傑作!」とか書かれてる(裏表紙にそう書いてある)んだけど、ぜんぜんそんな堅苦しい本じゃないから!
まあそういう内容でもあるんだけど、普通に読めばサスペンス的な面白さでサクッと読めると思います。SFのなかでもかなり読みやすい。
ミステリみたいに最後にどんでん返しがあるわけじゃないけど、ドキドキするサスペンスとSF的な設定が美しく融合していて、読後には深い余韻が残る。割とおススメです。


夜の翼(ロバート・シルヴァーバーグ)
ばば先生も絶賛の一冊ですが、これすごく良かった。
世界観がほんとにいい、っていうかほとんどそれだけなんだけど、≪監視人≫や≪翔人≫、≪記録者≫みたいなギルドがいっぱいあって、妖精とか獣人とかがのそのそしてる古代都市なんだよ! これも読みやすくて、風景の喚起力があるいい本です。


ブルー・シャンペン(ジョン・ヴァーリィ)
なんかSFほめてばっかりなんだけど、本当に外れがなかったので許してください。
そしてこの本は今回のベスト。
『たった一つの冴えたやり方』ではビタイチ泣けなかった僕ですが、この本の『タンゴ・チャーリーとフォックストロット・ロミオ』には完敗しました。
フィクションで一番萎えるのは、話の展開に内的な必然性がなくて、その結果「作者の都合」が透けて見えてしまうことだと思うんですが、この本はまったくそうしたところがない。
しかも、SF的な設定やガジェットが、単に内輪の自己満足じゃなくて物語の推進力として不可欠になっているところもいい。
今年のイチオシSFかも。読んでやろうという人には貸します。


科学哲学の冒険(戸田山和久)
超今さらだけど一応基礎を固めとくか、と思って読んだら予想以上に入門的だった。
まあでもこのぐらいがちょうどいいかもね。
内容は科学哲学という学問の扱う領域や科学的実在論の擁護といったところだけど、ここまでわかりやすく書かれてても、専門外の人に科学哲学の必要性みたいなものを納得させられているかどうかは疑問が残る。というかそれは相当なハードプロブレムなので、とりあえずは科学を担う理系の人には少なくとも必要だってとこからかなあ。
科哲は科学っていうゲームをプレイするときの参考書とかマニュアル的な効果は持ってると思う。


死に急ぐ鯨たち(安部公房)
エッセイ・インタビュー集。ていうかインタビュー同じ話しかしてないんですが!
しかもチョムスキーとローレンツ。時代を感じる。
まあ著者の頭がいいことはわかったので早く小説読みます。
論旨とか展開とか突っ込みどころ満載でも、「この人頭いいわ」ってわかる時ってあるよね。


表象の奈落(蓮實重彦)
これはまだ途中。この本はかなり気楽に趣味的に読める感じですね。
「ブヴァールとペキュシェ論」が最高すぎる。


最近行ったイベント
渚音楽祭@台場
LITTLE TEMPOと石野卓球ぐらいしか知らずに適当に行った。
そしたらDUB AINU BANDがハンパない!!とりあえずシャウトがアイヌ語。
あと曲名が『EAST KUNASHIRI』とかそういうの。やヴぁい。そして曲はダブ。
なんでも、アイヌ伝統のトンコリっていう楽器を初めて電化して演奏してるらしいけど、このトンコリがめちゃくちゃダブにあってた。透明感のある澄んだ音色に民族楽器らしい素朴さがかすかに加わったような感じで、この組み合わせを発見しただけでも功績というしかない。参考


オザケン(王子様)ナイト@渋谷O-nest
イベントの存在を知ったのが前日の深夜とかで、誰もつかまらず一人クラブ。
オザケンがらみのイベントに行くのが初めてなので、どんなもんかなーと思ってたけど行ってみたらけっこう仕上がってた。
まず、服がみんなしましま。みんな緑虫?ってくらいひたすらボーダーで、しかもその半分くらいがベレー帽!!
あまりにも王道を行く渋谷系ファッションに驚愕した。タイムスリップしてた。
あれもやっぱりアニエスとかなんだろうなー。年齢はやっぱ25-35才くらいが中心だったけど、若い人もそれなりにいた。
内容は、まあオザケン厨というか好きなものは好きだからしょうがないというか、普通にオザケンがかかるだけで圧倒的な幸福感。最初は後ろの壁によっかかってたんだけど、気づいたら前のほうでジャンプしたりクラップしたり風船投げたりしてた。もう、大音量で『流れ星ビバップ』とか『強い気持ち、強い愛』とか聴くと、ホントに…。
ちょっと意外だったのが、年上のオザケン勢はもっと超ガチだと思っていたのに意外とそうでもなかったこと。『Got to Give it up』とか(オザケンの)『サタデーナイトフィーバー』がかかったときに
「この曲なに?」
的な感じになってて残念でした。30代のオザケンファンとかは、ロリポップソニックからEclecticまで全部歌えるもんだと思ってた。どうやら思った以上に自分がマジオタだったようです。
小沢小山田系以外では
普通の恋(菊地成孔feat.岩澤瞳)
クオンタイズ(Orangenoise Shortcut)
ラ・ブーム〜だってMY BOOM IS ME〜(カジヒデキ)
とかがかかってた気がする。

後のほうで、渋谷系コピーバンドみたいなのが出てきて、オザケンコスの人が『強い気持ち、強い愛』とかを歌ってた。こうやって書くとうわぁって感じなんだけど、現場ではもう超熱狂。超感動。いいんだよ! MetropolitanLoveAffairなんだよ!
ほしたら途中から
『ゲストの小山田君です』
とか別の人が出てきて、よく見たらエイプリルズのボーカルだった。パパパパンダ!
それと最後のDJがDJ関根。

まあそんなこんなで、個人的には死ぬほど楽しめたイベントだった。
ボーイズライフとか強い気持ちとかカウボーイとか流れ星ビバップとかは、あまりにも自分の中で輝いていて他のアーティストの曲とはまったく違う次元にあるようにみえる。
死ぬまでにこれ以上の曲に決して出会えないとしても、すでに音楽は充分すぎるほどのものを自分に与えてくれたように感じる。ダメだマジオタだ。


最近行った店
Cocogoloso@本郷

リーズナブルでCPがいいイタリアン。安いうえに量も半端ないのでみんな行くといいと思う。イタリア郷土料理をうたっていて、普通のイタリアンとはちょっと違うメニューが食べられる。


おの寺@神楽坂
蕪と青のお浸し いくらがけ
〆鯖・戻りがつを
鱧と松茸の土瓶蒸し
焼きふぐ すっぽんの煮凝り
茄子・南瓜・里芋・粟麩の揚げだし
生鮪づけ
赤崎かき(追加)
ずわいがにの茶碗蒸し
秋刀魚とエリンギの炊き込みご飯

心の底から満足した。
特に最後の炊き込みご飯はここ数年で一番すばらしかったメニューのひとつ。

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2007-10-30

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